2016年8月1日月曜日

エンジェルス初優勝!! イーグルス準優勝!! ~大会二日目~


大会2日目、今日は幾分気温が下がって体育館もやや涼しい中、決勝をかけて「姫路」様との対戦でした。

「姫路」様には、オニツカ招待で対戦して接戦で勝っていますが、昨年のこの大会の優勝メンバーのセンターとガードが残り、高さ・速さ・厳しいディフェンスの3拍子揃った優勝候補です。

 

高さでは負けないですが、その他は大きく劣っているイーグルスが勝てる部分はチームワークしかありません。

この試合も取られたら取り返す接戦のまま4Qまでほぼ互角。子供達の集中力と体を張ったディフェンスで予想以上に善戦する中、4Q終盤にうちの45番の2メンゲームで効果的に得点を重ね、相手のスクリーンにプレッシャーをかけてミスを誘ったことが勝利に繋がり、ついに決勝進出です!

 

一方、エンジェルスは、「春日」様に攻守で圧倒して後半は得点させず、完勝で決勝進出です。

 
なんと!男女で決勝進出です!!

有り得ないことが起こってしまいました!

 応援に駆けつけてくれた多くの卒団生や保護者の喜びようは物凄いです!

 

 先に女子決勝戦が行われました。

 相手は「園田」様。体格はほぼ互角。この試合は暑さのせいか全体に動きが鈍く、ディフェンスが動かず失点されるシーンが何度もありましたが、オフェンスで頑張って前半は互角の展開でしたが、3Qに連続得点で10点差をつけて4Qを迎えました。

ところがまたまたディフェンスの動きが止まってしまい、最後は追いつかれてしまいます。それでも執念でフリースローを入れて1点リード、残り2秒の相手のフリースローが外れたのを抑えてタイムアップ!!

 本当に苦しい試合でしたがついに初優勝を果たすことができました。コーチも子供も応援席も涙と歓声に包まれました。

 

 その姿を見て、「次は男子だ!」と意気込んで決勝戦に臨みました。

 相手は「柏原」様。オニツカ招待の初戦で惜敗している相手です。スピードとシュート力が抜群の素晴らしいチームです。

 作戦はありません。自分たちが悔いを残さないプレーをしようと言って送り出しました。

 試合は先手を取られて一方的になるのかと思いましたが、センターの頑張りですぐに追いつき前半はロースコアーながら3点リードで前半を折り返し、後半も一進一退の緊迫した展開が続きます。

残り38秒で3点リード、タイムアウトを取ってゲームの終わり方を指示して送り出した直後、相手エースの4番が大人のような素晴らしいフォームからのロングシュートを決めて1点差。ボールをキープすれば勝てると思った残り14秒、5番がパスミス。相手の速攻を必死で防ごうとしましたが、相手が苦しみながら放ったシュートがリングに吸い込まれた瞬間、終了のブザーが鳴って掴みかけた優勝がこぼれ落ちてしまいました。

 

 ミスをした5番だけのせいではありません。ここまで来られたのはチームワークの力です。失敗もチームの責任です。

 これがバスケットの厳しさであり面白さです。


 私は子供達にいつも言うことがあります。「バスケは、時間と戦い、相手と戦い、そして自分と戦うスポーツだ」「だから見て感じて、瞬間で判断して、素早く行動することが一番大切だ」と何度も繰り返してきました。

 5分間4回の20分が残りゼロになった時に相手より1点でも多い方が勝利者であることを子供達は身を持って知ることができましたが、その代償は物凄く大きなものになりました。


 でも、快挙です。創立20周年の年に「女子優勝!!」「男子準優勝!!」こんなことを誰が予想したでしょう。頑張ってくれた子供たちが誇らしいです。
 
 
 

 

 そして、この1ヶ月間、県大会予選、夏期合宿、初めて主催したカップ戦、茨木市での練習試合と、厳しい暑さの中を子供達のためにサポートし、応援し、カップ戦では慣れない大会運営に走り回ってくれたお父さん、お母さんに心から感謝です。

 

 今年度の活動はまだまだ続きます。ちょっとだけ休憩してまた再スタートです。

 

 これからも宜しくお願いいたします。

 

エンジェルス初優勝!! イーグルス準優勝!!

~ 県優勝大会 1日目 ~ 


  7/2324、三田市の駒ヶ谷体育館で開催された「第36回兵庫県ミニバスケットボール優勝大会」で、女子のエンジェルスが初優勝、男子のイーグルスは準優勝と言う奇跡的な高成績をおさめることができました。

 これまで当チームを応援して下さった多くの保護者の皆様やOBならびに関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

 
 さて大会を振り返りますと、初日の予選リーグはイーグルスは但馬地区の「かすみ」様

阪神地区の「名和」様とのブロックに入り、エンジェルスは東播地区の「松陽」様、阪神地区の「仁川」様のブロックになりました。

 イーグルスは、決勝までの4試合は何れも4月のオニツカ招待の地区代表チームばかりでした。

初日の「かすみ」様はオニツカ招待4位、「名和」様は準優勝の強豪でしたので、苦戦を予想して、「練習してきたことを出し切る」「仲間を信じて助け合う」ことを子供たちに言い聞かせて試合に臨みました。

  初戦の「かすみ」様とは、いつもどおり初戦の硬さが取れないまま3Qまでリードされる展開でしたが、4Qになってやっとリズムを掴んで逆転で1勝目を確保できました。

  今年の駒ヶ谷体育館は例年どおり気温と湿度が高くて蒸し風呂のようです。そんな中、ブロック1位をかけて「名和」様との対戦でした。

「普通にやれば勝てる可能性は10%。でも力を出し切れば勝てる!」と子供にハッパをかけて臨みましたが、予想以上に子供達の動きが良くて、オフェンスでは頼れるキャプテンがセンタープレーで得点を重ね、ディフェンスでは相手のエースの4番を副キャプテンがしっかり抑えて得点を抑えて、前半のリードを守りきっての快勝で、チーム初の県大会ベスト4入りを果たしたくれました。

  エンジェルスも、2戦目の「仁川」様には高さで苦しんだのと、暑さによるスタミナ切れで3Qまでリードされましたが、最後はオニツカ招待優勝の意地を見せて逆転で3年ぶりのベスト4を決めてくれました。

  男女ベスト4は夢のような成績です。でも、ここに来られなかった多くのチームや神戸市の仲間のためにもこれで満足してはダメです。

 試合後、子供達に「今日の試合で満足していない人は手を上げて!」と問いかけると、全員が手を上げました。

 「チームは勝ったけど自分のプレーはダメだった」「試合に出たかった」「もっと走らないと優勝できない」と試合に出た子も出なかった子もこの結果に満足せず、それぞれに悔しさやもっとできると言う思いを持っていることに驚きましたし、その気持ちが嬉しくて心がジーンとしました。

 

ベスト4は、男子が阪神地区「浜脇」様、丹有地区「柏原」様、西播地区「姫路」様

女子は丹有地区「春日」様、阪神地区「園田」様、「笹原」様です。

 

 明日はいよいよ優勝を目指した戦いです。